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世界で活躍 気鋭のファッションデザイナー 山縣良和

山縣良和 Yoshikazu Yamagata

ディスコカーリーフライズのプロジェクトが立上がる時、まず最初に参加してもらいたいと真っ先に頭に浮かんだのが、ファッションデザイナーの山縣良和さんでした。

ファッション業界でデザイナーとして活動しつつ、アートの分野でも活躍し、ファッションを学ぶ新しい学校そのものをデザインし運営している、とても貴重なアーティストの一人だと思ったからです。山縣さんに未来の装いをTシャツというキャンバスを通じてデザインしてもらったら、どんなものができあがるのかを想像するとワクワクしたのです。

 

奇才 山縣良和の魅力

ファッションの枠に捕われない表現活動で、多くの人を魅了する山縣さん。

”装う事のいとおしさを伝え、流行の成り立ちや本質を伝えること。
創造性を持って“今”を表現していく事。そして心に届ける事を。

をコンセプトに掲げるデザインレーベル、リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)で発表される作品は「創造」とは何か追求する独特のもので、見ている私達も何か考えさせられたり、心がざわざわさせられてしまいます。これまで、卒業制作の廃材を使ったゴミのコレクション、何の手も加えられていない布を即興で纏わせた神様のコレクションなど、いわゆる普通のランウェイで展開されるものと全く違う表現で話題を集めてきました。

私が最初に山縣さんの作品を見たのは、2012年に原宿の宮下公園で行われたショーの時でした。この時も、買い物袋やブルーシートを使った服のショーにはじまり、お葬式のような儀式を経て、ぬいぐるみやおもちゃが熊手にコラージュされた巨大なオブジェを背負った七福神が登場するフィナーレで終了するという前代未聞なものでした。(このショーは、一連の物語の最終章で、事前にもインスタレーションを行っていたそう)こんなショーがあるのかと圧倒されたことを今でも良く覚えています。

昨年のショーでは、山縣さんの出身地である鳥取出身の水木しげるさんにトリビュートした、妖怪のコレクションが披露され、これもまた大きな話題を呼びました。

 

リトゥンアフターワーズをはじめてから、ファッションの業界では当然の前提でもある「着る」ということより、創造を追求し「表現」にこだわった活動をしてきた山縣さんですが、数年前からリアルクローズレーベル、リトゥンバイ(written by)を立ち上げるなど、「着る」ことをより意識した活動の比重を大きくしています。

また、インスタレーションをはじめ、様々な形のエキシビションを企画したり参加するなど、自らの活動の場を限定せず、新しい領域に挑戦しながら今も変化し続けているのです。

 

学ぶという場をデザインする

自らつくること以外にも、山縣さんの活動は広がっています。ファッションクリエーションを学ぶ事によって、世界で活躍するクリエーターを輩出することを目指した学校、ここのがっこうを設立し、以来多くの素晴らしいクリエイターを輩出し続けている教育者でもあるのです。

イギリスの芸術名門セントラル・セント・マーチンズ美術学校を首席で卒業し、数多くの世界的なコンペティションで受賞実績がある山縣さんは、パリでジョン・ガリアーノのアシスタント務めた自身の経験と実際に現役でデザイナーとして活躍する立場から、これまでなかった実践的且つアカデミックな場を日本に作りたいと考えたそうです。

多忙な中、自ら今も教えることに多くの時間を割く山縣さんは、自分も教えることで学べることをすごく楽しんでいると話してくれました。

 

ディスコカーリフライズへの参加

今回ディスコカーリーフライズのために提供された限定デザインは、2016年のコレクションの延長のものです。そのまま購入可能な限定Tシャツは、テーマである「ロック」をヒッピー的な側面からデザインし、大胆にビビッドな絵の具で描かれた花を配置したものです。また、花を中心とした抽象的なグラフィックデザインも提供していただき、Tシャツ全面に拡大したり、重ねたり、組み合わせたりして、ユーザーが2次創作できるようにもなっています。とても美しい作品なので、このグラフィックを見てキャンバスアートも商品に追加することに決めたくらいです。

今回ディスコカーリーフライズで提供しているような、リーズナブルな価格で山縣さんのデザインした服や作品を購入できる場所は他にありません。ぜひ、実際に着たり、飾ったりして山縣さんの作る世界に皆さんも参加してみてください。

 

山縣 良和 Yoshikazu Yamagata プロフィール

writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)written by(リトゥン バイ)」デザイナーTOKYO FASHION AWARD 2015 受賞デザイナー

2005年 セントラル・セント・マーチンズ美術学校卒業
     ジョン・ガリアーノの デザインアシスタントを務めた後、帰国
     インターナショナルコンペティション ITS#three Italy にて3部門受賞
2007年 リトゥンアフターワーズ設立
2008 年 東京コレクションに初参加
2009年 オランダアーネムモードビエンナーレにてオープニングファッションショーを行う
2011年 オーストラリア、オーストリアにてファッションショーを行う
2012年 日本ファッションエディターズクラブ新人賞受賞
2014年 ベーシックライン「written by」を発表
     毎日ファッション大賞・特別賞を受賞
     東京ファッションアワード(TFA)受賞
2015年 LVMH Prizeの選抜候補26名に、日本人初として選抜される

またファッション表現の実験、学びの場として、2008年より「ここのがっこう」を主宰


フルグラフィックTシャツへのこだわりについて

今回はDisco Curly Fries(ディスコカーリーフライズ、DCF)の「フルグラフィックTシャツへのこだわり」についてお伝えします。
Disco Curly Friesでは、現代アーティストの素材をカスタマイズした商品やアーティストのオリジナル商品を購入することができます。
そのため、フルグラフィックTシャツは、アーティストのデザインを如何に忠実に再現できるかに拘りました。

Tシャツのプリントには、幾つか手法がありますが、今回採用したのは昇華転写という方法です。これは、デザインをまず特殊な用紙に印刷し、白いTシャツに用紙を合わせて圧力をかけることでプリントする方法です。写真付きでご紹介しましょう。

特殊な用紙へデザインを印刷

用紙と白いTシャツを合わせる

用紙と白いTシャツに圧力をかける

印刷後のTシャツ

そして、特にこだわったのが、この白いTシャツです。

何の変哲もない普通のTシャツに見えますよね。しかし、もの凄いこだわりが詰まっているんです。

例えば、Tシャツの縫い目。普通のTシャツは縫い目が表と裏の丁度真ん中についていますが、このTシャツは若干縫い目を裏側にズラし、さらに縫い目自体もフラットにしています。これは、普通のTシャツでは縫い目の影響でプリントしにくい部分でも、キレイにプリントするためです。

実際のプリントがコチラの写真。端までキレイに色がついてます。

首周りにも工夫がしてあります。普通のTシャツであれば首周りの縫い目のために印刷がしくいのですが、このTシャツは首周りをフラットにすることで、キレイにプリントができます。

プリントした写真がコチラ。ちなみに、タグはプリント時に邪魔になるのでプリント後に縫い付けています。


Grand Opening

Boom, we are live.

Welcome to Disco Curly Fries.